奥の細道に咲く「庄司戻しの桜」
概要
旗宿集落の北側に生える桜の木と、「霊桜碑」と称される石碑です。 この桜は、いわゆるマメザクラ(別名フジザクラ)と呼ばれるもので、関東・中部地方の主に太平洋側の山地に多く分布しています。
伝承によれば、治承4年(1180)、信夫庄司(現在の福島市)の佐藤基治が源義経に従う二人の息子をこの場所まで見送って義経への忠義を説き、桜の杖を突き立てました。この杖が討ち死にした兄弟の忠義を感じて桜の大樹になったそうです。
見所
白河市街地から、那須町へ向かう県道、奥の細道。この道沿いに「庄司戻しの桜」は、ひっそりと立っています。元禄2年(1689)の芭蕉の「奥の細道」の旅に随行した曾良の日記にも庄司戻しと桜について記されています。
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